エンジニア の 独り言

ダンピングについて


RADIAN 2212B


RADIAN 2312

上の画像は RADIAN 2212B RADIAN 2312 ですが、外観もスペックもサウンドも
異なっています。その違いを生み出している最大の要因はボイスコイル径の差です。
2212Bが3インチ、2312が4インチのボイスコイルを採用しています。
目で音を聞く人の多くは4インチの方を好む傾向がありますが、オーディオ・ルームなどで
使うには3インチの方が好ましい結果が得られるようです。
30cmのコーン紙に対して4インチのボイスコイルですと制動力が強すぎるため、オーバー
ダンプで、ノビのある低音が得られないようです。実際にエンクロージャーを設計してみま
すと、3インチの方が、より低い周波数まで再生できるようにチューニングできます。
こう書きますと4インチの存在理由がないように思われた方もいらっしゃるかもしれませんが
4インチには別のメリットがあります。それは耐入力で、500Wものハイパワー時でも音像
が崩れず、タイトでクリアーなサウンドが得られます。当然、それは50Hz以下の低音を
犠牲にすることにもつながりますので、十分な低音を再生するにはサブ・ウーファーが
必要になります。コンサートなどで、サブ・ウーファーの使用を前提にした場合、メインの
システムを38cmより小型にすることができると言うことは大きなメリットになります。
いろいろな種類のユニットが揃っている場合は、それぞれのユニットの持つ特性を最大限
に活用できるよう、用途に合わせてお選び下さい。

ちなみに、38cmのコーン紙には4インチのボイスコイルがベストマッチのようです。