次は少しお金持ちの若者達に人気のあるCOLAを紹介しよう。 場所はスクンヴィット通りのソイ40にある。 タイの人達はここのことを「コーラー・ディスコティーク」と呼んでいるが、 ディスコと言うよりはドリンクを頼めるコンサートホールか巨大なクラブのような 所で、ダンスのできるようなスペースはあまりなく、収容人数は5,000人との ことである。 ここも Tae Seng Hong という会社が音響を担当しており、日本では大きな ディスコやコンサートではまずお目にかかることのないサーウィン・ベガの フル・システムが採用されていた。 サウンドはサーウィン・ベガには失礼な表現かもしれないが、小、中規模な システムしか導入されていない日本での同社のイメージを完全に覆すもので サーウィン・ベガでもまともにシステムを組めばここまで到達できるという感じで 30Hz付近の音圧も充分にあり設備業者やオペレーターのレベルの高さを 伺わせていた。ちなみにこちらのほうがNASAより新しく、機材面でもその分 進んでいるので、より高級なイメージがある。 入場料は男女とも2ドリンク付きで1人400バーツ(当時は1バーツ=約5円)、 5人までのグループだとウィスキー1本にコーラ、クラブソーダ、氷、ミネラル ウォーターがついて2,200バーツとのことである。バンコクの町中で一般の 若者達に聞いた限りでは 「高い」そうである。 |