COLA


スクンヴィット通りのソイ40にあったが、私が取材してから数年後に閉鎖されて
しまいました。その後、同じようなコンセプトのディスコが同じ通りにできましたの
で、経営者と場所が変わったという感じかもしれません。
ただ、このひさしの上にかろうじて見える看板を、その後ここからすこし離れた
裏道で発見した時は何か寂しい感じがしたことは確かです。


客が集まり出すのは10時過ぎと言うのが普通のようですが、有名なミュージシャン
のコンサートがある日はすこし早めになります。


客を入れる前の店内。


機材に関しては本文をご覧下さい。


バンドのリハが始まる頃はボーイの皆さんもまだくつろいでいます。


コンピュータでコントロールする照明の卓です。レーザーもここでコントロールします。


ヘッドマージンがきついTASCAMの卓をうまく使いこなしてます。


バンドのメンバーには日本人もいました。演奏はフュージョン系でした。


開店直後。客はまだまばらです。




バンドのライブ演奏の間にはDJによるディスコ・サウンドがノンストップで続きます。




紗のような透けたカーテンにレーザーによる画像がが映し出され、
客もだんだんと増えてきました。



客が集まったところで、ドゥーン・マーティンの登場です。




ドゥーン・マーティン(Duom Martin)はタイとドイツのハーフで、ルックスは完全に
ヨーロッパ系でした。ディープ・パープルのコピーもしていましたが、オリジナルの
曲では会場の連中が一斉に歌い出すなど、一昔前のバンドブームの日本を彷彿
とさせるようでした。ただし、この時点ではCDは出ていませんでした。