エンジニア の 独り言

ミッド・レンジ・コンプレッション・ドライバー

こちらは同時期に製造されていたコミュニティーのM4です。
スロート径は4インチで、振動板は6.5インチですが、ボイスコイルは
4.5インチでした。


M4(画像中央)

M4の構造は上の画像のようになっていますが、振動板からスロートまでの
距離がスリットごとに異なり、スリット間の干渉のためディップが起きやすく、
特に1.5kHz以上の中・高音域に周波数の乱れがありました。


M4用のホーンは定指向性を重視したため、カットオフ周波数の割には
長大なサイズになってしまっていました。



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