ドップラーソーダと聞いても、救急車の警告音が近づいてくる時は高く、離れていく時は低くなるというドップラー効果を連想する程度だと思います。 ドップラーソーダというのは気象用の観測機器で、音波を上空に発射し、空気の密度(温度)の違いによる反射波を受信して風向・風速を計測に使用します。 反射波のドップラー周波数変化から空気の移動速度を算出することによって風向・風速を測定することが出来ます。 RADIANのコンプレッション・ドライバーは耐入力が高いということで、大学などの研究機関でも活躍しています。 使用される周波数は2〜3kHzですが、コンサートの音響を上回るレベルの大音量が必要になりますので、欧米でも 950 や 850 が採用される事が多いようです。 |