EPコネクターの高信頼性と高品質を理解していただくために、コネクターの構造を説明したいと思います。 |
スピコンの接点部分の構造をご存じない方が多いようですが、レセプタクル側の接点は上の画像のような構造になっています。 |
これが、プラグ側の円柱を埋め込んだような接点と接触するわけです。 |
こういった構造の接点では、物理的にどうしても面接触になってしまいがちです。 一見すると接触する面積が広い方が接触抵抗が少なくなるような気がするかもしれませんが、実際は面積が広いほど大きなホコリなどを挟み込んでしまう確率が高くなり、油性のホコリなどが入り込んでしまった場合、板バネの圧力だけでは接触不良が発生する可能性が高くなります。 更に、スピーカーシステムをフライングする際、コネクターが壁にぶつかったりした場合、接触の圧力が弱くなってしまうことがあり、音質が悪化したり、最悪の場合は音が出なくなってしまう確率が高くなります。 |